ちふらでした。二宮整体を受けました



目をつぶってうつぶせになって左肩をやってもらってるときに、ふと大きな木が目に浮かびました

見たことある。どこの木…?と思ったら道が見えました。

そこは、別れた彼氏と付き合って初めてのデートで歩いた道でした。
その1回しか歩いていないのに風景が見えてくる。なんでだろう。

でも別れた彼氏のことは思い出すとやっぱりまだ少し悲しい。涙が出てきました。鼻もズルズルしてきました。

やすはさんにちょっと嘘をつきました。
「なんか鼻水出てきちゃいました。ティッシュください」と。

このままだと困るのでその風景を、思い出の本にして本棚にしまう想像をしました。




別のところをやってもらってるときに、今度はもう一人の私が出てきました。

(もう一人の私は、私の中にいる私です。
7歳で "なかこ" って名前です)

座っています。なにやら本を持ってます。
見ると先ほど私が本棚にしまった思い出の本でした。
なんで持ってるんだろう。もう必要ないのに。



「それはもう読み終わったでしょ?しまおう?」



するとなかこは首を横に振りました。



そっか
私本当は、本をしまいたくなかったんだ
終わりにしたくなかったんだ



一気に涙が出てきて声を出して泣きました。
「出てきたものは出しちゃいましょうね」やすはさんがそう言ってくれたのでそのままワンワン泣きました。







次に出てきた風景は、彼氏と別れようと言った日。

彼氏の家から自分の荷物(紙袋パンパンで3つ)をもって、バスに乗り、えっちらおっちら駅まで向かっているところ。

「荷物重たいなぁ」と思いながら駅の改札へ行きました。そのときは。



でも、今施術を受けながら見ている風景は違う。


駅前のロータリーを歩いている私を見つけ、彼氏が車を運転してきて言いました。
「ごめん。別れたくない。戻ってきて」



今までの私ならすぐに車に乗り込んだと思う。



今の私は違う。


「 別れると言い出したのはそっちじゃん。
いつもそう。別れよって言って、私が嫌だ嫌だと言ってすがりつくのを待っている。それはやめました。もうすがりつかない。
自分が行きたいところはすぐ行くのに私が行きたいって言ったところはなにかしら理由をつけて一緒に行ってくれなかった。
怒ったときすぐに物に当たって私に圧をかける人は嫌です。
私のことを大切にしようとしない人は嫌です。
戻りません 」



ケンカするといつも圧に負けて口を開けもせず泣くしかなかった。
溜まっていた言葉がいっぱい出てきた。
やっと言えた。スッとした。
ホッとしてまたたくさん涙が出てきた。



「うんうん、ほぐれていきますね」
やすはさんが言う。言えなかった言葉が、身体に溜まっていたものが出たから。





10分も泣いてないのにまぶたと涙袋がパンパンになりました。
頭はちょっと軽くなった気がする。にごりがなくなった感じ。

思考の変化もありました。
ずっと「別れた彼氏」と言っていたのですが「元彼」と表せるようになりました。
前の私は多分無意識に「彼氏」のままにしたかった。「彼氏」という存在をなくしたくなかったんだと思います。
でも今あの人ははっきりと「元彼」になりました。




今ならなかこに「本をしまおうね」と言ったら、きっとうなずいて本棚にしまってくれると思います。





過去に戻ってひっかかりをなくす。
ひとりで勝手にシータヒーリングをしていてびっくりでした(笑)



そんなちふらでの施術です。